はじめに
こんにちは、こんばんは。
うつ病から起業家になりましたゆっけです。
起業したい、副業で稼ぎたい人が成功できるような発信をしています。
今回は今のご時世誰もが誘いを受けるであろうマルチ商法(MLM)の勧誘・紹介の流れを書いていきます。
一応流れに関しては他のサイトでも載っているのだけど、この記事の詳しさは他を圧倒しているんじゃないかと思います。
僕が過去にMLMの直接携わっており、きちんとした実態を発信できるからです。
なので悪の手口を公開!人はこうして騙される。 みたいなただ煽る感じでは書かず、なるべく客観的に伝えています。
投資のMLMの場合、だいたいどこの会社も4段階くらいの流れがあります。
全体の流れはざっくり言うと
【第一段階】突然の連絡、聞きとり調査
【第二段階】すごい人に合わせるよ→三者面談
【第三段階】代表(社長)クラスの人と商談、申込み
【第四段階】契約、商品の購入完了
という感じです。
詳しく書いたら5500字以上の大ボリュームになったので今回は第一段階に絞って話しています。
マルチビジネスの勧誘・紹介には理由があってそういう流れがあるんです。
その理由とはそう、マルチの流れは人に商品を購入しやすいように人の心を動かせる流れだから。
これを洗脳だと否定する人もいますが、そんなことを言えばマーケティング会社は全て洗脳特化型の会社であり、
CMにしろなんにしろ、広告全てを否定しなくてはなりません。
もちろん、ほとんど価値のない粗悪品を高額で売っていたら話は別ですが、今回は純粋にマーケティング手法の一環としてマルチビジネスの流れを知ってほしいと思います。
良いマルチかどうかの見分け方はこちら→友達からあやしい勧誘が来たら見るべき記事。良いマルチ商法かの見分け方を伝授します。
つまりはこの流れの本質を知り『どのようにすれば人の心は動きやすいのか』
これを学べばプライベート・仕事での人間関係をより良くし、営業などのビジネス全般においてより良い成績を出せるようになるのです。
仕掛ける側の考え方を知ることで防衛手段になるので、そういう意味でも役に立つ記事ともなります。
補足ですが、今回書いていくマルチ商法の流れは投資のUSBを売るマルチの会社の流れがメインですので、
アムウェイやメラルーカなどの流れとはちょっと違います。なのでそちらについては別途また書いていきます。→突然の連絡からあやしいセミナーまで?健康志向系MLMの勧誘の仕方について話します(近日公開予定)
怪しいネットビジネスの勧誘も受けたことがあるので、その記事も書いていこうと思っています→日本最大のネットビジネススクール?30万の高額商材を買いました(仮タイトル)(未執筆)
第一話:友達(知り合い)からの突然の連絡
、、、ピコンッッ
ん?誰かからの連絡だ。
久しぶり!
元気ーっ?
最近調子どう?
そんな連絡からスタートする第一段階。
このページを見ている人は、連絡を受けたことがある人も多いのではないだろうか。。
ホラーみたいな始まり方ですが、特に今まで親しくなかった人からはびっくりするこのパターン。
突然の連絡をマルチ関係の人がする場合、その後のパターンは大きく3つに分かれます。
A.何事もなかったかのようにこの日は終わる→後日誘われる
B.初回から一気に「聞かせたい話がある」「会わせたい人がいる」
C.ご飯にいこうなど、直接の2人で会う誘いへ
それぞれに分けて、これから詳しく解説していきます。
A.何事もなかったかのようにこの日は終わる→後日誘われる
このパターンはラインの文章にしろ、電話にしろ情報収集がメインで特に何も起こりません。
マルチの商材の紹介業を始めたての人はこうなることが多いです。 よくある会話内容としては
・現状のこと(バイト・大学・金銭状況etc…)
・近い未来の欲求(遊びたい・モテたい・時間が欲しいetc…)
・遠い将来のこと(夢・仕事・理想の生活像etc..)
という感じですね。特に今までちゃらんぽらんだったやつが
元ちゃらんぽらん
お前夢とかあんの?
とか言ってきたら「はいいぃ~~??」って感じであやしい匂いがぷんぷんして、笑っちゃうくらいだと思います。
ぞっとする話ですが、特に電話だと、マルチの上司的な人が片方のイヤホンをつけていることもあるので知っておいてください。
一回目で誘わない理由は、うまい誘い方を思いつかないからすぐには誘わず、いったん整理するためです。
集めた情報をいったん紙なりに書き出して、上司的な人と一緒にどう誘えばいいかの話しあいなどをします。
情報が足りない場合は再度連絡がくる場合もあります。
相手の近況やニーズをしっかり把握できれば、どうすれば相手の役に立てるかが分かり、アポイント(第三者に合わせるための日程取り)に移ります。
例えば下記のように情報や流れを紙に書いて
Yさん
・大学3年生
・就活開始時期だが、就職したくない
→なぜ?
→雇われるのがイヤ
→定時出社を毎日課せられるのがいや
→自由に働きたい。自由がほしい。
→→投資で収入源が増えたら自由な時間が増えるよ!
って誘おうというふうにもう筋道がたってからいざ電話。そして
元ちゃらんぽらん
「自由な時間が欲しいって言ってたじゃん。聞かせたい話がある」
などど伝えられ、その内容を教えてくれる第三者へと繋がれるようになります(アポイント)。
アポイントとは自分とは別の第三者にあう日程取りのことですが、それ以降の段階については別の記事でくわしく書いていきます→【続編】マルチ商法の流れ。第三者に会ってどんな話をされるのか(仮)(近日公開)
ほとんどの人が、Aパターンすらきちんとこなせない
ただ、マルチを始めたての頃はこの段階でつまづきます。今までノリとテンションと勢いで生きてきた大学生だった僕も、聞くことすらちゃんとできませんでした。それは
→なぜ?
の部分を深堀りができず、浅いままで終わってしまうことが多いんですよね。
「雇われるのがイヤ」と一口に言ってもその理由は
①拘束されたくない。自由が欲しい。
②安い給料がいや。お金持ちになって豪華な生活がしたい
③やりたいことが見つかっていない。見つかるまで就職はイヤ
④起業したいから、経営者に憧れているから.etc…
みたいに、ぱっとすぐ浮かぶだけでもいろんなパターンが考えられます。さらに深堀りすると
②【豪華な生活がしたい】
→豪華な生活、とはどのくらい豪華なイメージなのか。
→→ブランド物好き?車?異性にモテまくり?海外生活?
→今までが貧しめだったのか。それとも逆に生まれながらに裕福なのか
③【やりたいことが見つかるまで就職はイヤ】
→どのくらいやりたいこと探しに本気なのか
→→やりたいことを探すためのアクションを実際にしているのか
→→そのようなアクションはまだしていない段階なのか
→本当はやりたいことがあるけど
→→恥ずかしいから諦めているのか
→→どうせ無理だとかで諦めているのか
④……….
というふうに言い出したらキリがないですね。無限に出てくるのでもう止めておきます。
そうなんです、人が今いる環境や考え方っていうのは千差万別。だからマルチの勧誘でうまく行かなくて稼げず終わってしまうことが多い。
≪いや~、探られていくのはなんかいやだなぁ…≫
と、思うかもしれませんが、むしろたくさん聞いてくれる人のほうが信頼できる強さは高まります。
それだけこちらのことを考え、それに沿った提案をしてくれるという面でけっこうできる人です。
言うたらマルチも会社に勤めている営業マンの方も「相手のことを把握してから商品を提案していく」っていう面では一緒なんですよね。
Aパターンの場合はここでいったん終わり、先ほどちらっと書いた通りあとは後日のアポイントへと移動します。
B.初めから一気に「聞かせたい話がある」「会わせたい人がいる」
さきほどのパターンでは情報収集のみでしたが、Bパターンの場合は聞いた情報を寝かせず、一気にそのまま
元ちゃらんぽらん
聞かせたい話がある。合わせたい人がいる
というアポイントと呼ばれる段階までこなす人がいます。
最初の連絡から一気にアポイントを取る人は
・すぐに最適な誘い方が浮かんでいる上級者
・早まって押しつけの誘いをしてしまう初心者
のどちらかです。
上級者のパターンの場合はその人がきちんと人間性のある人なので、経験として話くらいは聞きにいっても損はないと思います。
ただ現実はおおよそ8~9割は初心者のパターンで、悪質と呼ばれる勧誘をするのもこういう人たちかなと思います。
(ちなみにAパターンの情報をいったん集め、整理する人は賢い初心者~中級者の人たちです。)
初心者の方はあまり契約できない営業マンともいえます。こちらのことは深く考えず勝手に答えを出しちゃって
誘われる側
就職したくないんだよね
業者側
わかるわかる!リーマンより大金持ちになって裕福な生活したいよね!いい話があるよ!!…
誘われる側の心 (いや、豪華な生活は求めてなくて、、ただなるべく自由に生きたいだけなんだけど、、、)
誘われる側 ごめん!そういうのはいいや!!
っていう風になるんですよね。もはや何も言っていないのに投資だとかよく分からないものの紹介をしてくる人もいます。
実際に僕も何度も一方的に押しつけられて断ってきました(^^;) まったく的外れな誘い方や強引な勧誘をしてきた人は断りましょう。
別記事でも伝えているように、本当に買ってほしいいい商品なら何度も勧めてくるはずなので放置でOK。
→友達から怪しい勧誘が来たら見るべき記事。良いマルチ商法かの見分け方を伝授します。
C.ご飯にいこうなど、直接の2人で会う誘いへ(第三者はなし)

ご飯にいくパターンの場合も、目的はいくつかに分かれます
①一回目で情報収集しきれなかったために、再度情報を聞き出すため
これはやはりラインの文面や電話だと感情が乗り切らなかったりするので、直接情報を聞き出したいという人が使う手口です。
直接対面している信頼感と、お酒なんか入れたらもーうベラベラしゃべっちゃいますよね。そのあたりがねらい目。
ここで最後の最後、情報を隅々まで調べ切り、後日マルチの人はアポイントを取ってきます。
②次回直接あって確実にアポイントを取りたいため
直接会うことのメリットは、そのままアポイントにも生かされます。
仲が良い場合は飲みだけでなく、家に泊まり込みにまでいって話す人もいるので、なんとしてでも話を理解してほしい時にこのパターンが発動しやすい。
ただ、マルチでいろんな人を誘っていくのにこのようなやり方を全員にしていたら時間もお金もけっこうかかるので、ここまでやる人は少なく、本当に決めの一発、という印象です。
※直接2人で会う予定だったのに、急に第三者が来た場合は要注意。その場を立ち去りましょう。
趣旨を伝えず、事前の告知なく第三者からの勧誘・紹介をするのはそもそも法律的にアウト。
もし何か強く言われて怖くなってしま手も、法律違反ですと言えば大丈夫なので安心してください。
まとめ
以上がマルチ商法(MLM)の勧誘・紹介パターンの第一段階の話でした。 聞き取り段階のあとにも
・アポイント
・第三者とのミーティング
・代表・副代表との対峙
・契約
などという流れがまだまだ盛りだくさんですが、しっかり書いていきます。
聞き取り調査の段階でマルチ側の意図をけっこう詳しくしれたのではないでしょうか。
誇りを持ってマルチをやっている人はいますし、
そういう人はかなりこちらの事を考えながら行動しているんだぞ、ということが伝わればいいなと思います。
また、「そういう意図があるんだな」「今はこういう段階なんだな」と
相手の話を冷静に分析して、よくない業者に騙されないような知識も身に付けてもらえたら嬉しいです。
ひとまず今回は以上です。ここまで読んで下さりありがとうございます、またまた(^_^)/
次の第二段階はこちら→様々な狙いが渦巻いている。マルチ・ネットワークビジネスの勧誘の流れを解説。
第三段階はこちら→ムリヤリ契約?商談から申し込み書類記入まで。マルチビジネスの流れを解説。
最終段階はこちら→【借金して無理やり?】契約当日の流れと自己防衛の方法について解説します。