【起業】ビジネスモデル①無料で置くだけでお金が増えちゃう仕組み

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はじめに 

こんにちは、こんばんは。 

うつ病から大学生の時に起業家になりましたゆっけです。 

起業したい、副業で稼ぎたい人が成功できるような発信をしています。 

 

今回は起業をするときに役立つ便利なビジネスモデルについて解説していきます。 

起業をしようとしたときは

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当時の僕

分からないことが分からない!

 

という状態なので

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起業家

このフレームワークに沿って行けばうまくいきやすいよー

いうビジネスモデルについて紹介していきます。

他に紹介していくそれぞれのビジネスモデルを組み合わせることで、さらに効率良く成功できるようになれますのでお楽しみに。

今回のビジネスモデルは「先用後利(せんようこうり)」。お互いにリスクが少なくwin-winなビジネスができる方法です。 

 

置くだけでお金が増える先用後利とは

「先用後利」というのは、文字通り

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実践者

先に使って(用いて)もらって、利益はあとでもらえればいいですよ~

というビジネスモデルのことです。 

これだけだとまだなんのことなのか分からないと思うので、具体例を交えてさらに詳しく見ていきます。 

 

置くだけだから、ムダな負担がなくなる

富山の置き薬」というのをみなさんご存じでしょうか。 

家とか会社のオフィスなんかにある薬が詰まったケースの存在を誰しも知っていると思います。 

ただ、その薬って実はお金を払ったからそこにあるのではなく、全部無料で家やオフィスに置けている場合があったりするんですね。

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疑問に思う人

えっ、薬が無料で置けちゃうの、?

はい、そうなんです。いろんな種類の薬を無料で家とかに置けちゃうのは助かりますよね。そして無料だからこそ

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悩める人

もしもの時のために薬を買ったけど結局使わなかった~

 

なんてリスクを回避できるのがこのビジネスモデル(先用後利)のメリット1つめです。 

 

先用後利だと、お代は使った分だけ

ただ、無料で置いてはいるけれど、実際に使うとなると無料ではなく、そこでお金がかかります。 

しかしながら薬のパッケージ全体にお金を払っているわけではなく、使った分の薬の費用だけで済みますので 

もし使ったとしても最小のお金で済むというのがこのビジネスモデルのメリット2つめ。 

つねに薬があるという安心感を手に入れながら、お金の心配も少ない。これは薬を使う人からすればすごく嬉しいことですよね。 

だからこそこのビジネスモデルは満足度が高く、継続してお客さんに使っていただけるという仕組みなんですな。 

 

無料と100円の差は、100円ではない

ここまでは薬を使う「お客さん側のメリット」について話をしてきましたが、 

それだけでなく、きちんと会社側にもメリットがありますので安心してくださいな。 

無料でおけるっていうのはそれだけ受けいれてもらいやすいんです。 例えば月100円でも

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セールスマン

お試し価格なので安いです

と言われても、やはりそこの差は100円の差ではなく、 

お金を払うのか⇔払わなくていいのか

というもっと大きな意識の差になるんです。

無料というのは他の価格帯と比べて特別魅力の高いものとなるわけなんですな。 

 

単純接触効果も狙えるビジネスモデル

一度手に取って置いておいてもらえれば、頭の片隅にはつねに薬箱のことを意識してもらえます。 

そうすることで会社や商品への愛着がわき(単純接触効果)、薬だけでなく、その後ほかの商品も買ってもらいやすくなるんです。

また、一度置いてしまえばあとは

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薬屋さん

使うのはいつでもいいですよ~☆

というスタンスなので

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疲れた営業マン

毎回足を運んでお客さんの状態を聞いて、売れなければ撤退、次も撤退、、 

などどいったやみくもに営業に行くコストも減らすことができるのです。 

 

データを蓄積することで、さらに有利になる

さらには置き薬を販売している人が担当する地域のことを手帳に記していくのですが、その手帳で 

・優良なお客さん
・よく使われる薬
・薬を使う周期
・家族や周りの人間関係
売り上げの履歴 

などを細かく記載することで、さらに効率良くよく使っていただける薬を置いていくことができるようになります。 

その手帳さえあれば効率的に稼げるということで、手帳自体も高値で取引されるようになったりもしました。 

今でいうgoogleだったりアマゾンなど様々な企業が持つビッグデータと呼ばれるような役割をしていたんですな。 

 

先用後利で成功した他の事例

先用後利の先祖として薬ばこの話をしてきましたが、応用パターンとして食べ物系のサービスを展開している企業があります。

お菓子でしたらオフィスグリコ、おもに一品もののおかずを提供するオフィスおかんというサービスなどが展開されています。 

オフィスに置いてある提供会社からの食品を取る際、ちいさな集金BOXなどに100円ほど入れれば

手軽にお菓子やおいしいお惣菜を食べられるという仕組みです。 

オフィスおかんは1500以上の企業に採用され、満足度も96%と高い水準を維持できています。 

このようにある程度保存が利き、かつ安価で手軽に欲しいものであれば応用ができるわけなので、

自分なりに応用してみると自分のビジネスが上手くいきますぞ。

 

先用後利にはデメリットもある

ただ、ひとつ言うなればこのビジネスモデルというのは管理が甘くなりがちということです。 

一家に1つ、ということならばその家族での支払いにまとまるので比較的大丈夫なのですが、オフィスとなると話が少し変わります。 

仕事仲間とはいえ他人同士ですし、従業員数が多くなるほど誰がお菓子を食べたのか分からなくなります。 

そのためセルフでお金を入れていく「オフィス型の先用後利」だとお金を入れずにそのまま食べてしまう人も出てきます。 

そのためうまくお金の回収ができずに、オフィスグリコ導入数か月後にはそのシステムを撤収したところもあるくらいです。 

 

先用後利は、性善説に基づく

つまりは先用後利は性善説に基づき、人のやさしさによって成り立つものなんですな。 

なのでトータルで見ればプラスにはなるが、抜けが出やすいのも事実。 

(もし企業で導入したい場合は監視カメラがあるところに食べ物や薬などを設置するのがおすすめ。) 

だからこそ日本で発祥したという側面もあるのですが、海外でも導入事例は少しずつ増えているようです。 

特に発展途上の国では、 

・病院で「診察費+薬代」を払う余裕がない、
そもそも近くに病院がなく、移動の負担もかかる
粗悪な薬が出回ってしまうことも多い 

などという理由から、安心のできる日本の製薬会社からまとめて良質な置き薬を仕入れるなどの対策が取られているようです。 

クールジャパンとしてピックアップされるようなものではないかもですが、 

こういう日本的な文化が世界で評価され、役に立っているというのは誇らしいものでもありますな。 

 

最後に。先用後利を応用しよう。

いかかだったでしょうか。 

まずは「与えて与えて、最後にもらう」というのは成功するには必須の考え方で 

先用後利はまさにそれを体現したビジネスモデルと言えます。 

改めてこのビジネスモデルの特長をまとめると

・ハードルの低い無料が出発点
・営業がしやすい(受け入れられやすい)
・無料で信頼や愛着を増やせる
・他の商品を自然と売れる
・効率の良い営業ができる
・お客さんもお得にサービスを受けられる
・性善説で回っている

という感じです。

なのでもし自分がビジネスを始めるのであれば、信頼関係ができていない初めの段階は

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余裕のある人

まずは無料で触れてもらって、好きなときにお金をくれればいいですよ~ 

というスタンスでいけばうまくいきやすいです。

 

また、最初は無料で入って、その後有料のサービスに登録するという点では 

王道のフリーミアムというビジネスモデルにかなり似ていますな。

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ビジネスマン

無料で一部分を見せますが、大事な部分は有料です

という感じのやつです。厳密にいえば

・フリーミアムの場合は無料の商品と有料の商品が別
・先用後利の場合無料なのは置くだけで、商品自体はずっと公開(同じ) 

という違いがありますので、きちんとその差も間違えず認識しておいてくださいな。 

今後のビジネスモデル紹介ではそんなフリーミアムについても話していくのでお楽しみに。 

今回も最後まで読んで下さりありがとうございます。 

ビジネスモデルについて少しでも新しいことが知れたよーって方はSNSで反応くれると泣いて喜びます。 

それでは別の記事で会いましょう。またまた(^_^)/ 

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